おせちの定番で痩せる?黒豆ダイエット6つの効果が凄い

あなたのご家庭のおせち料理には、毎年、どんな料理が入ってますか?
例えば、数の子や田作り、伊達巻、栗きんとん、紅白かまぼこなどなど、本当におせち料理の中にはたくさんの料理がありますよね。
じつは、そんなおせち料理の定番の中に、ダイエットに良い食材があるんです。それが「黒豆」です。
黒豆に含まれる豊富な栄養がダイエットに良い物ばかり。
そして1日に決まった量の黒豆を食べるだけで痩せることができることから、黒豆ダイエットというお手軽なダイエット法まであるんですよ。
ということで今回は、おせち料理の定番である黒豆を使った黒豆ダイエットの効果と方法ついてご紹介します。
もくじ
黒豆はどんな豆?
黒豆は名前のとおり黒色をした豆ですが、どんな豆なんでしょうか?
黒豆は大豆の一種。豆にアントシアニン系の色素が沈着しているため、色が黒くなっています。
そのため見た目や味が異なるだけで、含まれる栄養は大豆とほぼ一緒なんです。
大豆といえば、「豆腐」「おから」「納豆」といった食品がダイエットに人気で、よく食べられていますよね。
黒豆も大豆と同じように、ダイエットに効果がある食品といわれているんです。
そして最近では
- 黒豆茶
- 黒豆ココア
- 黒豆コーヒー
といった黒豆関連の飲み物もあり、こちらもダイエットに良いと注目を集めています。
黒豆ダイエットの効果
さて、黒豆を1日に決まった量を食べる黒豆ダイエットですが、実際にどんな効果があるのでしょうか?
その効果について1つずつ見ていきましょう。
1.食べ過ぎを予防できる
ダイエットといえば食事制限。でも、「食事制限をしなきゃ」と思っていてもついつい食べ過ぎてしまう…そんな経験をされた方も多いんじゃないでしょうか。
そんなダイエット中の食べ過ぎの予防に、黒豆が役立ちます。
黒豆には、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
不溶性食物繊維は、胃の中に入ると水分を吸収して何倍にも膨れ上がります。
その結果、満腹感を感じやすくなって他のものが食べられなくなるので、黒豆を食べると食べ過ぎを予防できるんですよ。
2.体に脂肪がたまりにくくなる
黒豆には、ダイエットをする方にとってうれしい、体に脂肪がたまりにくくなる効果があります。
なぜ黒豆を食べると脂肪がたまりにくくなるのか…。
その秘密は、先ほどご紹介した「アントシアニン」という成分にあり、脂肪の合成を低下させる働きがあるからなんです。
さらにはアントシアニンは、血糖値の上昇を抑える働きまであります。
血糖値は急上昇すると、血液中のブドウ糖の代謝が追いつかなくなり、余ったブドウ糖は脂肪として体にため込まれてしまうのですが、アントシアニンはそれを防ぐことができるんですよ。
3.血液の流れを良くして代謝を上げる
ダイエットをする上で、代謝を上げることは大切なこと。代謝が上がれば体にたまった脂肪が燃えやすくなります。
そんな代謝を上げるのに役立つのが黒豆です。
黒豆に含まれる「イソフラボン」は、血液中のコレステロールを減少させる働きがあり、血液中の脂肪が酸化されるのを防ぐ働きもあるので、血液をサラサラにすることができるんです。
血液がサラサラになれば、血液の流れが良くなって体が活発になります。その結果、代謝が上がって体が痩せやすくなるんですよ。
ちなみに、先ほどご紹介したアントシアニンも、血液中のコレステロールを減少させる働きがあります。
4.塩分の摂り過ぎによるむくみを解消
体のむくみは、体重以上に太って見えてしまうため、体のむくみに悩んでいる方も多いと思います。
体のむくみの原因の1つに塩分の摂り過ぎがあり、体内の余分な塩分を体の外へ排出させることで、むくみを解消できます。
そこで役に立つのが、黒豆にたくさん含まれる「カリウム」。
カリウムは、体内の余分な塩分を体の外へ排出させる効果があるため、体のむくみを解消できるんですよ。
5.美肌効果でお肌がプルプルになる
体内の活性酸素は、細菌やウイルスから体を守る働きがありますが、増え過ぎると体の細胞を傷つけてしまいます。
その結果、肌が老化してシワやたるみを引き起こしてしまうんです。
そんな体内の活性酸素を減らすのに効果的なのが、黒豆に含まれる「ビタミンE」と「アントシアニン」です。
ビタミンEとアントシアニンは強い抗酸化作用を持っているため、体内の活性酸素の発生を抑えて肌の老化を防ぐことができます。
またアントシアニンは、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の沈着を防ぐ働きもあり、黒豆は高い美肌効果が期待できるんですよ。
6.生活習慣病を予防できる
血液中にコレステロールや中性脂肪が増えると、代謝が落ちるて太りやすくなるだけじゃなく、健康への悪影響も予想されます。
その代表的なものが動脈硬化です。
動脈硬化は名前のとおり動脈が硬くなる病気ですが、動脈硬化になると
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 脳卒中
などの「生活習慣病」を引き起こす恐れがあります。
つまり、動脈硬化を予防できれば生活習慣病も予防できるのですが、そこで役に立つのが黒豆です。
黒豆には、血液中のコレステロールと中性脂肪を抑える効果がありますので、動脈硬化を予防して生活習慣病も予防できます。
黒豆ダイエットの方法
次は、黒豆ダイエットの方法についてご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
黒豆ダイエットの基本的な方法
黒豆ダイエットの基本は、「1日に乾燥した黒豆を70グラム食べる」というダイエット法です。あとは、普通に食事しても構いません。
ただ、黒豆はそのまま食べるのではなく、しっかりゆでることが大切です。
黒豆はゆでると70グラムが150グラムほどになります。
1日70グラムの理由
なぜ、乾燥した黒豆の食べる量が1日の量がを70グラムなのか。
その理由は、1日70グラムを超えるとお腹が緩くなって下痢をする恐れがあるからなんです。
ですので黒豆ダイエットをする際は、1日の量をしっかりと守って行ってください。
なお、いくら黒豆ダイエットにダイエット効果があるといっても、普通の食事で食べ過ぎてしまっては意味がありません。
できれば腹8~9分目の食事を心がけるようにしましょう。
黒豆を食べるタイミング
黒豆ダイエットのダイエット効果をより出すために、黒豆を食べるタイミングをご紹介します。
黒豆を食べるタイミングは
- 食事をする10~20分前
- 間食をしたくなった時
の2つ。
食事をする10~20分前に黒豆を食べれば、黒不溶性食物繊維の効果でしっかりとお腹が膨らみます。
また間食をしたくなった時も、黒豆を食べて空腹を満たせば、余分な間食をしなくてすみます。
もしあなたが黒豆ダイエットをする時は、いまご紹介したタイミングで黒豆を食べてみてくださいね。
黒豆のゆで方
黒豆は、スーパーなどでお惣菜として売られていますが、自分でゆでて作ることもできます。
黒豆のゆで方は
- 水で黒豆を洗う
- 鍋に黒豆の2倍の量の水を入れる
- 黒豆を鍋に入れ、5時間つけ置きする
- つけ置きした鍋をそのまま中火にかける
- 鍋がふっとする直山に弱火にし、約20分待つ
- 黒豆がゆだったら、10分間蒸らす
以上となります。
黒豆を自分でゆでるのが面倒臭い方は、もちろんスーパーなどででき上がったものを購入してもOKです。
また、ゆであがった黒豆は、冷蔵保存で3~4日、冷凍保存で約1週間保存できます。
ちなみに、黒豆はゆであがるまで時間がかかりますので、ある程度の量をあらかじめゆでておくと良いでしょう。
黒豆ダイエットに役立つおすすめレシピ
黒豆ダイエットを続けていると、ゆでた黒豆をそのまま食べるのが飽きてくると思います。
そこで、黒豆ダイエットに役立つおすすめレシピをご紹介しますので、ぜひお役立て下さい。
おせちの定番!黒豆煮
まず最初にご紹介するレシピは、おせちの定番中の定番の「黒豆煮」です。
黒豆煮を作ると以外に表面がシワシワになって見た目が悪くなってしまい、黒豆を食べたくなくなってしまうかもしれません。
そこでこちらのレシピを参考にして、まん丸で表面がつるつるした黒豆煮を作ってみはいかがでしょうか?
▶黒豆煮(ダイエットにも)~薄味で常備際 by ちゃまちー [クックパッド]
間食にピッタリ黒豆おやつ
続いてご紹介するのは、間食をしたくなった時にピッタリな「黒豆おやつ」です。
作り方もとても簡単で、黒豆に水と小麦粉を入れて混ぜたものを、フライパンで両面がこんがり焼くだけ。
糖質制限をされている方は、小麦粉の量を調整して黒豆おやつを作ると良いですよ。
▶超超簡単!!黒豆ダイエットおやつ by あぺいままん [クックパッド]
レシピ③:黒豆と大豆のしょうゆ豆
こちらは、黒豆と同じ豆類の大豆を使った「黒豆と大豆のしょうゆ豆」です。黒豆と大豆のダブル効果でダイエットに役立つこと間違いなしのレシピですよ。
▶しょうゆ豆 ダイエット時のおやつにも♪ by risou3103 [クックパッド]
簡単!黒豆カレー
こちらは、多くの方が大好きなカレーと黒豆を混ぜた「黒豆カレー」です。
ゆでた黒豆をベースにしてカレーを作っているので、しっかりと黒豆のダイエット効果を得ることができます。
また、油や小麦粉、動物性食材を一切使用していませんので、ダイエット中の食べ物としてオススメの一品です。
▶簡単!超ダイエット黒豆カレー♪ by ゚。tiara゚。 [クックパッド]
血液サラサラ黒豆酢
黒豆には血液をサラサラにする効果がありますが、酢も血液をサラサラにする効果があると有名ですよね。
こちらのレシピで紹介されているのは、そんな大豆と酢を掛け合わせた「黒豆酢」です。
黒豆に酢がいっぱい浸み込んでいますので、ダイエットにも健康に期待できますよ。
黒豆&ソラマメつくね
最後にご紹介する黒豆レシピは、黒豆とソラマメ、そして鶏のひき肉を使った「黒豆&ソラマメつくね」です。
ダイエットに良い高タンパク低カロリーの鶏のひき肉を使っているため、ダイエット中に避けがちなお肉を堪能できる料理です。
▶おせちの黒豆リメイク♪黒豆と空豆つくね by じゅげむ? [クックパッド]
痩せる食べ物の関連記事
次の記事では、黒豆以外の痩せるためのについて紹介していますので、ぜひ黒豆と一緒に食べてダイエットを成功させましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
おせち料理の定番の「黒豆」ですが、もしかしたらお正月ぐらいしか食べる機会がない方もいらっしゃるかも知れませんね。
でも、黒豆にはダイエットや美容、健康に良い効果があるので、ダイエットしている方に食べていただきたい食材なんです。
今回ご紹介した黒豆ダイエットの方法は、黒豆の効果をしっかり得ることができますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
手間がかかるのが嫌なら、すでに調理されている黒豆を買うのもアリですよ。