1日1杯で痩せる?バターコーヒーのダイエット効果&作り方

含まれる成分にダイエット効果がある「コーヒー」。ダイエット中の飲み物としても人気がありますよね。
そんなコーヒーにバターを入れた「バターコーヒー」は、コーヒーのダイエット効果をさらにアップさせるんだそうです。
でも、バターは高カロリー食材。ダイエットに良くないイメージがあります。
なぜ、コーヒーにバターを入れるとダイエット効果がアップするんでしょうか?
もくじ
バターコーヒーの由来
じつは、バターコーヒーは日本発祥の飲み物ではありません。
アメリカ生まれのバターコーヒー
バターコヒーを考案したのは、アメリカのIT起業家のデイヴ・アスプリーさんです。
忙しい毎日を送っている中、体とメンタルのパフォーマンスを上げるために、バターコーヒーを思いついたんだとか。
そして、海外のセレブの間でも人気になっているんです。
体とメンタルのパフォーマンスを上げるだけじゃなくダイエットにも良いと噂になったそうなんです。
気になるお味は?
バターコーヒーがダイエットに良いからといって「コーヒーにバターを入れるなんて…」と思われる方もいらっしゃると思います。
でも、バターコーヒーは意外と美味しいんだそうです。
美味しくないものを我慢して飲むなんてダイエットにとってマイナスですが、美味しいならストレスなくダイエットできますよね。
バラエティ番組で紹介され注目度アップ!
バターコーヒーは、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の登山企画でも紹介され、一気に注目を集めるようになりました。
番組内では「登山家さんたちの個人的な意見」として紹介されていましたが、バターコーヒーを飲めば高山病対策にもなるんだそうですよ。
バターコーヒーのダイエット効果
さて、バターコーヒーでとんなダイエット効果が得られるのか、ご紹介していきましょう。
脂肪を分解して燃やすい状態にする
コーヒーには
- カフェイン
- クロロゲン酸
の2つが含まれていて、体脂肪を落とすのに有効な成分なんです。
カフェインは、脂肪分解酵素である「リパーゼ」の働きを活発にし、体脂肪をどんどん分解して燃えやすい状態にします。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種。こちらも脂肪の分解を促し、体脂肪をためにくくする効果があります。
つまり、バターコーヒーを飲めばカフェインとクロロゲン酸を効率よく摂ることができるため、ダイエットに役立てられるんですね。
血流を良くして代謝を上げる
カフェインは、まだまだダイエットに役立つ効果を持っています。
代謝が上がるほど消費エネルギーが増えるため、体脂肪が燃えて痩せやすくなります。
ですのでバターコーヒーでカフェインを摂れば、血液の流れがどんどん良くなり、体が活発になって代謝が上がります。
ちなみに血液の流れを良くすることは、生活習慣病の予防にもなりますので、健康的に痩せることもできるんですよ。
不和脂肪酸がさらに代謝アップ
後程ご紹介しますが、ある特定のバターに限り、高いダイエット効果をもたらす成分が含まれています。
その成分とは「不和脂肪酸」です。
そのため、バターコーヒーの代謝アップの効果はコーヒー単体をしのぐため、高いダイエット効果が期待できます。
体のむくみを解消できる
カフェインには利尿作用があり、体に蓄積している余分な水分を排出させることができます。
さらにカフェインは、腸の運動を促進する効果もあります。便秘によって体がむくんでいる方にもとても有効でなんですよ。
慢性的な便秘に悩んでいる方にも、バターコーヒーはおすすめです。
飲んでも太りにくい
バターコーヒーで使用するバターは良質なバターで、太る可能性が低くく安心して使用できます。
それよりも、コーヒーに使われる砂糖やフレッシュのほうが、脂肪になる可能性が高いです。
もちろん飲み過ぎはダイエットの妨げになりますので、飲む量には気をつける必要があります。
「腹持ちが良い」という口コミも
バターコーヒーには、飲んで腹持ちが良くなったという口コミまであります。
どうしても間食をしたくなった時、バターコーヒーを飲むことで満腹感を感じ、間食を防ぐことができたんだそうです。
間食の程度にもよりますが、食べ過ぎは太る原因になるので注意です。
食事のメニューの1つとしてバターコーヒーに置き換えたり、間食として飲んでみると良いかもしれませんね。
バターコーヒーの作り方
次にバターコーヒーの作り方についてご紹介します。作り方を間違えると逆に太りやすくなりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
グラスフェッドバターを準備する
バターコーヒーに使うバターは、「グラスフェッドバター」です。
グラスフェッドバターを使ってバターコーヒーを作れば、不和脂肪酸のダイエット効果をしっかりと得ることができるため、代謝のアップにつながります。
ですので、ぜひグラスフェッドバターを準備しましょう!
グラスフェッドバターにはデメリットも…
グラスフェッドバターにはデメリットがあります。
それは普通のバターと比べて値段が4〜5倍するということ。Amazonなどのネットショップでも購入できますが、値段が高いです。
もし、「グラスフェッドバターが高くて買えない…」という方は、AOCバターをオススメします。
値段がグラスフェッドバターよりも若干低くく、お求めやすくなっています。
種類 | 特徴 | 値段 |
グラスフェッドバター | バターコーヒーに最も適したバター。通常のバターより4~5倍の値段だがダイエット効果大。不和脂肪酸の含有量が豊富。 | 2000~4000円 |
AOCバター | グラスフェッドバターに近い成分で、値段も少し抑えられているので、お求めやすい。 | 1000~2000円 |
無塩バター | ただの塩分不使用のバター。ダイエット効果は他のバターよりも劣る。有塩バターを使うよりマシ。 | 400~800円 |
レシピと作り方の手順
バターコーヒーの作り方はとても簡単です。バターを準備したら、レシピを参考に作っていきましょう。
- ブラックコーヒー:1カップ(200ml)
- グラスフェッドバター:10g
- 淹れたてのブラックコーヒーをカップに入れる
- グラスフェッドバター(10g)をカップに入れる
- しっかりとよくかき混ぜる
お好みで「ココナッツオイル(10g)」を追加するのもオススメ。ダイエット効果がアップします。
ココナッツオイルにも
- 体脂肪がたまりにくくする
- 血流を良くして代謝を上げる
といった効果があるんですよ。
しっかりとかき混ぜることが大切
バターコーヒーでダイエットするなら、「しっかりとかき混ぜる」ことが重要なポイントになります。
しっかりとかき混ぜることでバターが分解されるため、バターの成分が体内に入った時、効率よくエネルギーに変わるからなんです。
エネルギーに変わらなかった成分は、脂肪となって体にたまってしまいます。
ですのでブラックコーヒーにバターを入れた後は、すべて溶けるまでしっかりとかき混ぜるこを意識しましょう。
バターコーヒーの飲み方
バターコーヒーは、飲むだけでもダイエットになる「痩せる飲み物」です。でもせっかくなら、効率よくダイエットできる飲み方を知りたくありませんか?
そこで、ダイエットに良いバターコーヒーの飲み方をご紹介しましょう。
飲む量は1日1杯まで
バターコーヒーにダイエット効果があっても、1日に何杯も飲むと太る恐れがあります。
こうならないためにも、バターコーヒーの飲む量は1日1杯までとしましょう。1日1杯でも十分ダイエット効果を発揮してくれます。
飲むタイミングは?
1日1杯のバターコーヒーを、どのタイミングで飲めばダイエットにいいのでしょうか?
それはズバリ「朝」です。
もちろんバターコーヒーも、朝飲めば一気に代謝が上がり、日中、代謝の高い状態をキープすることができます。
つまり、消費カロリーが多くなって痩せやすくなるんですよ。
バターコーヒー専門店もある?
2017年6月。東京の代々木にバターコーヒーの専門店が誕生しましました。その名も「最強のバターコーヒー」です。
35kg痩せた!「最強のバターコーヒー」代々木にOPEN!! | ORICON NEWS https://t.co/YGPSV64f8N
— 最強のバターコーヒー (@saikyounoBC) 2017年6月8日
こうした専門店ができるのも、バターコーヒーに注目が集まっているからだと思います。
「自分でバターコーヒーを作るのは面倒だ!」という方は、専門店を利用するのも1つの方法ですね。
痩せる飲み物の関連記事
次の記事では、ダイエットに役立つ痩せる飲み物について紹介しています。ぜひバターコーヒーと一緒に飲んで、あなたのダイエットに役立ててみてくださいね。
まとめ
「コーヒー」と「バター」。一見アンマッチな飲み物と食材ですが意外や意外、マッチしてダイエット効果があることが分かりましたね。
バターコーヒーのようなダイエット効果のある飲み物は、本当にうれしい。
とくに食べ物と比べて、好きな時に好きなタイミングで飲むことができるのが何よりもありがたいと思います。
もし、少しでもダイエットしたいなら、毎朝のお供にバターコーヒーはいかがですか?
あなたがコーヒー好きなら、ちょいとバターを足して飲んでみましょう。