一発解決!ダイエット中で食べてないのに痩せない原因3つ

ダイエットをしていて体重計に乗った時、こんな思いをしたことありませんか?
「なんで食べてないのに痩せないの!?」
ダイエット中は食事制限すると思いますが「食べていないのに体重が減らない」もしくは逆に「体重が増えてしまった」という経験あると思います。
食事をする量を抑えれば、体重が減ると思うのは当たり前のことだと思います。
それなのに、なぜ食べなくても痩せないことがあるのでしょうか…?
そこで今回は、ダイエットしても痩せない原因と、その解決法を紹介します。
もくじ
痩せない時は焦らず原因を探ろう
ダイエットを始めた当初は、ほとんどの方が体重が減る経験をすることと思います。これは、とても気持ちがいいものですよね。
しかし、ある日を境に突然体重が減らなくなることも少なくありません。
原因を見つけたらダイエットしやすくなる
体重が減らなくなると、よりハードなダイエットをする方もいらっしゃるでしょうし、減らないストレスでダイエットを止めてしまう方もいるでしょう。
そんな時こそ焦らず、一度ダイエットの歩みを止め、痩せない原因を探ることが大切です。
原因が分かれば、自分がなぜ痩せないのかが分かり、対処することで再び体重が減り始めます。
確実な原因を見つける必要はない
体重が減らなくなった時、確実な痩せない原因を見つける必要はありません。
「多分これかな…」ぐらいのアバウトな原因を見つけ、違っていたら新たな原因を探るといったことを繰り返しましょう。
また痩せない原因が複数存在する場合もあるので、定期的に自分のダイエットを見つめ直すことをおススメします。
食べてないのに痩せない3つの原因とは?
それでは、ダイエット中で食べてないのに痩せない原因について、3つご紹介します。ぜひ、あなたの現在の状態と照らし合わせてみてください。
1.停滞期に突入している
ダイエットといえば食事制限ですが、その方法として
- 食事量を減らす
- カロリー制限をする
- 太りそうな食材は避ける
といったことをされる方もいらっしゃると思います。
確かに食事制限はダイエットの基本です。でも、先ほどの3つの方法に固視して食事制限をすると、かえって太る可能性もあるんです。
その結果、消費カロリーを抑えられて、体脂肪が燃えにくくなってしまうんです。
しかも体は、「またいつ栄養を摂れるか分からない」と判断し、少ない量の食事をしたとしても、摂った栄養をエネルギーとして使わず、脂肪としてためようとします。
この体の防衛本能を「ホメオスタシス効果」と呼びます。食べてないのに痩せない原因の1つで、ホメオスタシス効果が発動している状態を「停滞期」といいます。
ちなみにホメオスタシス効果は、体重の5%の減量を急激に行うと現れるといわれています。
2.極端な食事制限をしている
私たちがエネルギーを消費する代謝には、
- 基礎代謝
- 活動代謝
- 食事誘導性熱産生(DIT)
の3つがあります。
この中の「食事誘導性熱産生」は、食事で食べ物を口にした後、「噛んで」「消化して」「排出する」までに使われるエネルギーのことを指しています。
食事をする量が多くなれば、食事誘導性熱産生で消費されるエネルギーも多くなるんですね。
つまり、極端な食事制限も食べてないのに痩せない原因となるため、バランスを考えた食事制限をすることが大切!
食事の量を少なくしすぎたり、栄養偏った食事をすると、食事誘導性熱産生でエネルギーが消費されません。
3.運動せず食事制限だけに頼っている
体内の筋肉量が多ければ代謝が上がり、逆に少なければ代謝が落ちるといわれています。
そして筋肉は、全身に血液を送るポンプのような役割も果たしています。筋肉量が多ければ、血流も良くなって代謝を上げることができます。
つまり
筋肉量が増える=痩せやすくなる
ということなんですね。
でも、運動をせずに食事制限だけダイエットをすると、筋肉が多くなるどころか逆に減る可能性が高くなります。
そして、元の食事に戻ったとたんにリバウンドしてしまうんです。
運動をしないダイエットは、食べてもないのに痩せない原因の1つ。「痩せない…」と悩んでいる方の多くは、意外と食事制限だけに頼っていたりするんですよ。
ダイエット中に痩せない原因を見つけ出すチェック法
ご紹介した3つの痩せない原因は、ちゃんと見つけることでダイエットしやすくなります。
その原因を見つけるチェック法をご紹介しましょう。
体組成計を使用する
チェック法といっても簡単で、ダイエット中の行動として基本中の基本の「体重を毎日計って記録する」ことです。
そして、できれば「体組成計」を使用しましょう。
体組成計は、体重はもちろんのこと
- BMI
- 体脂肪率
- 肥満度
- 内臓脂肪レベル
- 筋肉量
- 基礎代謝量
- 水分量
などなど、ダイエットに役立つ体の情報をたくさん教えてくれます。
これらの情報を毎日記録してグラフにし、痩せなくなった時のそのグラフを見れば原因をチェックできます。
グラフをどう見てチェックする?
例えば体重が減らなくなった時、「体脂肪率の減り」よりも「筋肉量の減り」が多ければ、体が太りやすくなっているだけかもれません。
逆に「体脂肪率の減り」よりも「筋肉量の減り」が少なければ、停滞期に突入している可能性が高くなります。
ダイエットを始めると筋肉量の維持が難しくなりますが、なるべく運動して筋肉量を維持し、体脂肪率を下げるよう努めることが大切です。
ちなみに体組成計の中には、計測した情報をメモリーカードに保存し、パソコンで自動でグラフにしてくれるものがありますのでオススメですよ。
食べてないのに痩せない原因の解消法
痩せない原因が見つかったら、すぐに解消したいのがダイエットをしたい方の気持ちでしょう。
そこで、食べてないのに痩せない原因の解消法をご紹介します。
キーワードは「食べない」のではなく「食べる」ですよ。
良質な油は摂る
ダイエット中は、どうしても油を使った料理を避けたくなりますよね。
でも、油も私たちの体には必要な栄養源。良質な油を摂ることが、ダイエットの強い味方になってくれるんです。
良質の油には、次のものがあります。
- オリーブオイル
- ごま油
- しそ油
- 亜麻仁油
- えごま油
そして、良質な油の効果として
- ホルモンバランスを整える
- 暴飲暴食を抑える
- ストレスをためない
- デトックス効果
などがあり、ダイエットや美容、健康に役立ちます。
良質な油を摂るには、加熱せずにドレッシングなどにして野菜と一緒に摂るのがベスト。
なお、オリーブオイルだけは熱に強く酸化しにくいので、加熱する料理にはオリーブオイルを使うといいですよ。
お肉は赤身を選ぼう
油と一緒にダイエット中に避けてしまいそうなのが「お肉」です。じつは、種類にもよりますがお肉もダイエットに役立つ食材なんです。
ダイエットに役立つお肉とは「赤身のお肉」。赤身のお肉には「L-カルニチン」という成分があり、代謝を上げて脂肪を燃やす効果があるといわれています。
牛や羊はお値段が高いので、豚や鶏の赤身肉でL-カルニチンを摂るといいですよ。
また、お肉にはタンパク質が多く含まれていますので、筋肉を大きくするのに役立ち、痩せない原因を解消できます。
さらには、赤身のお肉にはビタミンB群が豊富に含まれおり、脂肪を燃焼させる効果があるので、ダイエットをする方にとってうれしい食材です。
炭水化物も食べましょう
ダイエットしている方の中には、糖質のことを気にされて炭水化物を避ける方も多いと思います。
ただし、摂り方さえ間違えなければ、炭水化物もダイエットに役立つ立派な食材なんですよ。
じつは、グリコーゲンは有酸素運動をする時に脂肪を燃やすために必要な栄養素といわれています。
糖質が気になって炭水化物を避けていると、体内にグリコーゲンがつくられず、有酸素運動をしても脂肪が燃えにくくなるんです。
炭水化物にはいろいろな食材がありますが、ダイエットに向いた食材は「お米」。お米は消化吸収の良いのでオススメなんですよ。
そして、お米を食べる量は1日ご飯茶わん2杯を食べるようにしましょう。
とくに朝と昼に食べるようにすれば、その後も体を動かす機会があるので、太る心配が少なくなります。
ゼロカロリーやローカロリー食品を食べ過ぎない
ダイエット中の摂取カロリーを抑えるのに役立つゼロカロリーやローカロリー食品。じつは、食べ過ぎると痩せにくくなる恐れがあるんです。
ゼロカロリーやローカロリー食品は、カロリーを抑えるために栄養がそぎ落とされています。
また熱量も少ないので、体が熱をつくることができずに体が冷えてしまうんですよ。
代謝が落ちてたり体が冷えてしまうと、体脂肪はなかなか燃えてくれません。ダイエットに逆効果で痩せない原因になります。
摂取カロリーを調整するためには、ゼロカロリーやローカロリー食品を食べるのも必要ですが、そればかり食べるのは避けるようにしましょう。
痩せいことにストレスをためない
ダイエットを始めた当初は、体重が右肩下がり減っていくので、ダイエットは簡単だと錯覚してしまいがちす。
ただ、しばらくすると体重が減りにくくなるため、痩せられないことがストレスになることが多々あります。
しかもストレスがたまると、体はストレスから身を守ろうと痩せにくい状態になりますので、いちいちストレスを感じているほうが損なんです。
ダイエットは、続けてさえいれば必ず痩せることができます。
もし毎日に体重を計っていて体重が減らなくても、「ま、こんな日もあるか」ぐらいに思ってみましょう。
食べた物を記録する
毎日の食事で食べたものを毎日記録するのも、食べてないのに痩せない原因の解消法の1つです。
というのも「そんなに食べてない」と思っても、実際に調べてみると食べ過ぎてしまっていることがあるからなんです。
食べたものを記録する方法として、食べたものをノートに書いても良いですし、スマホで写真を撮ってもかまいません。
また最近では、スマホのアプリで食べたもの記録することができます。「食べ物記録」で検索すればアプリを見つけられますので、ぜひお試しください。
腹8分目の食事を心がける
先述したように極端な食事制限をすると、停滞期に突入したり筋肉量が減少したりと、痩せない原因になってしまいます。
そうならないためにも、ダイエット中の食事制限は、ほどほどにするのがいちばん。とくに良いといわれるのが「お腹8分目」です。
「炭水化物」「タンパク質」「脂質」をバランス良く摂り、食事量を腹8分目にすることで、痩せない原因を解消できます。
ただ、人によっては腹8分目の食事をするのが大変に感じる方もいらっしゃると思います。
そんな方は食べ過ぎに注意して、まずは腹9分目の食事を目指しましょう。
原因が見つからないなら病気も疑おう
痩せない原因とチェック法をご紹介しましたが、どうしても原因にが見つからない方もいらっしゃると思います。
その場合は、病気の可能性を疑ったほうが良いかもしれません。
病気の中には体が太りやすくなるものもあり、その場合、早急に対処が必要なります。
もし、あなたが病気の疑いがあると感じるのなら、医療機関にかかって診察を受け、医師の指示に従ってください。
ちなみに太りやすくなる病気として
- 甲状腺機能低下症
- 糖尿病
- インスリノーマ
などがあります。
食べても飲んでも痩せられる関連記事
次の記事では、「食べても飲んでも痩せたい!」という方にピッタリの、食べても飲んでも痩せる食べ物や飲み物を紹介しています。ぜひダイエットにお役立て下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか?
せっかくダイエットをしていても、「食べてないのに痩せない…」と思うことは本当に良くあります。
でも痩せない原因をしっかりと探ると、ちゃんと理由があって体重に反映されているんです。
もし、あなたが痩せないと悩んでいるなら、その原因をチェックしてみてはいかがでしょうか?
そして食べないのではなく、食べて痩せない原因を解消しましょう!