必見!ダイエット中の停滞期を脱出するチートデイのコツ6つ

ダイエットをしている方にとって、立ちはだかる最大の壁といってもいい「停滞期」。ダイエットをしていて順調に痩せていても、停滞期に入ると体重が減らなくなり、頑張っても頑張っても痩せられない状態になってしまいます。
そのため、今までダイエットにチャレンジした多くの方たちの中には、停滞期のせいでダイエットを止めてしまった方も多いことでしょう。私も以前ダイエットしていた時、始めて3カ月後に停滞期になりました。何をしてもまったく体重が減らず、本当にダイエットを止めようかと思いました。
そんな多くのダイエットをする方たちを悩ます停滞期ですが、停滞期に入ったとしても、停滞期から早く脱出できるならうれしいですよね。
そこで停滞期を脱出する方法の中に「チートデイ」というものがあります。じつは、ダイエットをしている間、定期的にチートデイを設けることで、停滞期になる可能性を低くしたり停滞期から早く脱出できるようになるんですよ。
ということで今回は、ダイエット中の停滞期を脱出するチートデイのコツについてご紹介します。
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もくじ
ダイエット中に停滞期になる原因
でも、なぜダイエットをしていると停滞期になってしまうんでしょうか。ほとんどの方が、ダイエット中に停滞期になりたくない思っていると思いますが、まずは停滞期になる原因について見てきましょう。
停滞期につながる食事制限
もし、あなたが「ダイエットにために何をしていますか?」と質問されたら、何と答えるでしょうか。たぶん多くの方が「食事制限」と答えると思います。
食事制限をすれば摂取カロリーが少なくるため、摂取カロリーと消費カロリーの差が少なくなり、だんだん痩せていきます。しかも、運動などして消費カロリーを多くするよりも、食事制限で摂取カロリーを少なくした方が簡単に体重が落ちるため、運動せずに食事制限でダイエットする方も少なくないんですよね。
でも、この食事制限が停滞期につながってしまうんです。
ホメオスタシス効果が停滞期を招く
なぜ食事制限が停滞期につながるのか。その理由は、食事制限をすることで体に起こる現象を見るとよく分かります。
まず食事制限をすると、今まで多かった栄養の摂取量が少なくなります。そのため、体重がだんだん落ちていくわけですが、その過程で私たちの体が無意識にあることをします。
それは私たちの体が、栄養の摂取量が少なくなって体重が落ちたことで、私たちの生命に危険が及んでいると感じるため、なるべくエネルギーの消費を抑えて栄養を少しでも多く吸収しようとするんです。この体の機能を、ホメオスタシス効果といいます。
本来、ホメオスタシス効果は何かの原因で食事ができなくなった時、少しでも長く生命を維持するための体の防衛機能です。ですが、ダイエットのために食事制限をしてもホメオスタシス効果が働いてしまうため、停滞期を招いてしまうんですね。
ホメオスタシス効果が働く目安
ご紹介したように、ダイエットで食事制限をすると、ホメオスタシス効果が働いて停滞期になってしまうわけですが、すべての人が食事制限をすると停滞期になるわけではありません。じつは、ホメオスタシス効果が働くにはある目安があるんです。
そのホメオスタシス効果が働く目安とは、体重の5%となる重さ分の減量を急激に行った場合。つまり、短期間で急激に減量するようなダイエットをすると、停滞期になりやすいということなんですね。
なので停滞期にならずにダイエットをするには、急激な減量を行わずにゆっくり焦らず体重を落とすことが大切。速く痩せたい気持ちは分かりますが、停滞期になってストレスをためて途中で挫折する可能性のことを考えたら、ゆっくりダイエットをした方が良いんじゃないでしょうか。
チートデイとは?
停滞期にならないためにゆっくり焦らずダイエットをしていても、ダイエットを始めた頃というのは体重が急激に減りやすいため、停滞期になってしまう恐れがあります。そんな停滞期から脱出するために効果的なのが「チートデイ」なのですが、チートデイとは一体何なんでしょうか。
チートデイ=食べたいものを食べる日
ダイエット中の食事制限は、食べたいものを我慢することで食事量を減らして体重を落としていきますよね。今まで、食べたい物を好きなだけ食べてきたのにそれを我慢するなんて、本当に辛いことだと思います。
でもチートデイとは、ダイエット中なのに食べたいものを我慢することはやめて、食べたいものを食べる日のことをいうんですよ。
ここで、もしかしたら「ダイエット中に食べたいものを食べたら、逆に太っちゃうんじゃないの?」と思われるかもしれませんね。確かに短期的に見れば体重は増えますが、長期的に見ると停滞期を防いだり、停滞期になってもすぐに脱出できて、ダイエットに成功しやすくなるんですよ。
ホメオスタシス効果をコントロール
では、なぜダイエット中にチートデイを設けると、停滞期を防いだり、停滞期になってもすぐ脱出できるんでしょうか。
その理由は、ホメオスタシス効果をコントロールできるから。もう少し詳しくいうと、チートデイを設けることで定期的に大量のカロリーを摂取できるため、体が生命の危機だと感じずに、ホメオスタシス効果の働きが薄れるからなんです。
ホメオスタシス効果の働きが薄れれば、体が消費エネルギーを抑えたり、食べたものから余分に栄養をとらなくてすみます。つまり、停滞期中にチートデイをして、その後にいつもどおりの食事制限をすれば、また体重が減り始めるんですよ。
ダイエット中のモチベーションもアップ
さて、ダイエットを続けるためにはモチベーションも大切です。モチベーションが続かなければ、ダイエットも続けられないですからね。
そこでチートデイを設ければ、モチベーションのアップにつながります。もちろんチートデイを設けることで停滞期を防いだり、停滞期を短くできればモチベーションぷアップになりますが、ダイエット中なのに定期的に好きなものが食べられるということは、何よりもうれしいことじゃないでしょうか。
つらい食事制限の先に食べたいものが食べられるチートデイがあれば、食べたいものを我慢しづつけられると思いますので、ぜひチートデイを設けてダイエットを成功させましょう!
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ダイエット中のチートデイのコツ
停滞期の予防や、停滞期に突入したらチートデイが効果的なのですが、チートデイ中だといってもどうしたら良いのか、分からない方もいらっしゃるでしょう。そこで、ここではチートデイのコツについてご紹介しますので、参考にしていただければと思います。
1.我慢していたものを食べる
食事制限をしていて、食べるのを我慢していたものってありませんか?その我慢していたものを、チートデイに食べると良いでしょう。
そうすることで、ダイエット中のモチベーションのアップにつながりますし、食事制限で不足していた栄養の補給にもなります。できれば栄養のバランスを考え、お腹がいっぱいになるぐらい大胆に食事してみてください。
チートデイは、とにかく食事を楽しみましょう!
2.チートデイのタイミングは1~2週間に1回
チートデイをするには1~2週間に1回がベスト。これよりも回数が多いとなかなか痩せられませんし、逆に3~4週間、1カ月に1回とすると、停滞期に突入する可能性が高くなります。
もちろん、「すでに停滞期に突入しているんですけど…」という場合は、停滞期中に1回だけチートデイを設けて、好きなものを食べましょう。
また停滞期中じゃないのに、1~2週間に1回の頻度でチートデイをしたら痩せなくなったという方は、間隔をもっと長くしてチートデイをする頻度を下げると良いですよ。
3.チートデイは1日で終了
チートデイで、好きなものをたくさん食べると、1日だけじゃなく2日、3日と続けたくなると思います。
でも、もし2日以上連続してチートデイをしたら、また太っていた時の自分に逆戻り。今まで頑張って続けてきたダイエットが無駄になってしまうんですね。
なので、チートデイは必ず1日で終了し、また何週間後に行うようにしましょう。
4.無理してたくさん食べなくてもOK
チートデイだからといって、無理して多く食べる必要はありません。あなたが食べたいものを食べて、満足を得られたらそれでOKです。
無理して食べ過ぎると、太るというよりも消化不良を起こして胃や腸が弱ってしまい、代謝が落ちて太りやすい体になる恐れがあります。さらに、食べ過ぎは体への負担にもなりますので、健康を損なう恐れもあるんです。
ですので、お腹一杯に感じたら食事をやめるぐらいが、ちょうど良いですよ。
5.外食をするタイミングとあわせる
ダイエット中なのに、友人や会社の同僚から食事に誘われると困りますよね。勇気を出して断ったものの、「付き合いの悪い人と思われてるかも…」「もう2度と誘ってくれないかも…」などと、心配してしまう方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そんな外食する機会が巡ってきたら、チートデイだと思って思い切って外食しちゃうのもアリです。外食なら、おいしいものをたくさん食べれますし、会話が弾んでダイエット中のストレスも解消できるかも。また、先ほどのような心配もなくなるので、メリットがいっぱいありますよね。
今日明日の食事の誘いには困りますが、ある程度前のお誘いは、チートデイだと思って参加しちゃいましょう。
6.食べ順ダイエットを取り入れる
人気のダイエット法の中に、食べ順ダイエットと呼ばれるダイエット法があります。これは、食材の種類によって食べる順番を決めることで、血糖値の上昇を緩やかにし、体に脂肪をたまりにくくするダイエット法なんです。
なので、チートデイで食事する時に食べ順ダイエットを取り入れれば、体に脂肪をためにくくできるんですよ。
ちなみに、その食材ごとの食べる順番とは
野菜・海藻類
↓
タンパク質
↓
炭水化物
です。チートデイで一時的でも太るのが気になる方は、この食べ順ダイエットを取り入れましょう。
なお次の記事では、食べ順ダイエット含めた太りにくい食事法をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
▶やり過ぎは危険?炭水化物抜きダイエットを賢く効果的に行う方法5つ
チートデイをする上での注意事項
最後に、チートデイをする上での注意事項についてご紹介します。この注意も守らないと、逆に太ってしまう恐れがありますので、ぜひ目を通していただければと思います。
チートデイ翌日の食事は特に気をつける
チートデイで食欲を開放して好きなものを好きなだけ食べると、食事制限をしていた時の食事に戻せなくなる方がいらっしゃいます。すると、先ほど書いたような2日以上チートデイを続けるような食事をすると逆に太ってしまうんですね。
ですので、チートデイの翌日の食事は、食事制限中の食事を特に意識してするようにしてください。しっかりと翌日の食事で食事制限できれば、2日後、3日後といつもどおりの食事制限をすることができますよ。
無計画なチートデイはしない
食事制限をしていると、当然のことながら「あれを食べたいな…」「これを食べたいな…」という食べ物がたくさん出てきます。
そこで、その食べ物を食べたいがために、本来はチートデイではないのにチートデイにするようなことはやめましょう。
そんな無計画にチートデイをすると、メリハリがなくなってチートデイの意味をなさなくなってきます。それどころか、食べ過ぎで太ってしまいますよ。
中途半端なチートデイはしない
チートデイで好きなものを好きなだけ食べると、やっぱり太ってしまうと思う方もいらっしゃると思います。そのため、例えば食事制限中の食事にプラスして、ケーキを1個だけ食べるようなチートデイをする方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
このような中途半端なチートデイをすると、チートデイの意味をなさず、停滞期の予防やを早く脱出する効果は得られません。
ですので、チートデイをする時は、必ずお腹いっぱい食べるようにしましょう。
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停滞期から脱出するための関連記事
次の記事でも、ダイエット中の困った停滞期から脱出する方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
多くのダイエットをしている方を悩ます停滞期。冒頭でも書いたように、私も以前ダイエット中に停滞期に突入して本当に悩みました。、そして停滞期は我慢すればいつかは脱出できるのが分かっていも、「自分は痩せられない人間なんだ…」と、自分を責めたこともあります。
私のような思いを、停滞期中にした方も少なくないでしょうが、そんな停滞期から早く脱出できるのが、今回ご紹介したチートデイなんですね。
ダイエット中なのに、「食べたいものを食べると太る」というような恐怖があると思います。ですが、ダイエットを途中でやめてしまう方の原因のほとんどが、停滞期だというのも現実です。
もし、あなたが今すでに停滞期の真っ最中だったり、停滞期を恐れているなら、チートデイにチャレンジしてみませんか?