「痩せ菌」を増やす5つの方法がアナタを救う!

ダイエットする人にとって、「食べても太らない人」は本当にうらやましいことですよね。
食べて「太る人」と「太らない人」の差。その1つとして体内の「痩せ菌」の量が関係しているんです。
痩せ菌の量が少なければ太りやすく、逆に多ければ太りにくくなるんです。
では、どうしたら体内の痩せ菌を増やせるのでしょうか?そもそも、痩せ菌とは何なんでしょうか?
もくじ
痩せ菌とはなに?
身体を痩せやすくさせる「痩せ菌」は、腸内細菌の1つ。腸内細菌には次の3つのタイプがあり、腸内に存在する割合が異なります。
- 有用菌(善玉菌):20%
- 有害菌(悪玉菌):10%
- 日和見菌:70%
この中の有用菌(善玉菌)が痩せ菌にあたります。
ちなみに、有害菌は健康阻害・老化促進などの悪影響を身体に及ぼし、日和見菌(ひよりみきん)は普段は何もしないですが、身体が衰弱すると悪い働きをします。
痩せ菌の具体的な効果は?
痩せ菌には、ビタミンの合成や消化吸収を助け、さらには免疫力を向上させるこ働きがあります。
そのため、痩せ菌は「肥満防止」「健康維持」「老化防止」などの効果をもたらしてくれます。
体内の痩せ菌が増えれば、痩せ体質になるだけじゃなく、美容や健康のプラス効果も得られるということなんですね。
痩せ菌を増やす方法
痩せ体質になるための「痩せ菌を増やす方法」をご紹介しましょう!
1.寝る1時間前にヨーグルトを食べる
痩せ菌の中には「ビフィズス菌」や「乳酸菌」があります。これらの菌を含んだ食品を食べれば、体内の痩せ菌を増やすことができます。
そこで、ヨーグルトを寝る1時間前に食べましょう。
寝る1時間前は腸の働きが良くなるタイミングで、ここでヨーグルトを食べて腸にビフィズス菌と乳酸菌を届けておくと、腸の働きがより良くなります。
その結果、腸内環境が改善して痩せ菌が増えるんですよ。
2.納豆を食べる
健康のために、毎日、納豆を食べている方も少なくないんじゃないでしょうか?じつは納豆にも、体内の痩せ菌を増やす効果があります。
納豆には「大豆オリゴ糖」と呼ばれる成分が含まれていて、痩せ菌のエサになります。
つまり納豆を食べると、痩せ菌が大豆オリゴ糖を食べてどんどん増殖するんです。
また、納豆は有害菌(悪玉菌)の増殖を抑える効果もあるので、一石二鳥の食べ物なんですよ。
3.水溶性食物繊維が多い食材を食べる
痩せ菌のエサになる成分は、オリゴ糖だけじゃありません。水溶性食物繊維も痩せ菌のエサになります。
水溶性食粒繊維を含んだ食材には、
- にんにく
- ごぼう
- 納豆
- アボカド
- オクラ
- モロヘイヤ
- きのこ類
- 海藻類
などがありますので、痩せ菌を増やすために率先して食べましょう。
また水溶性食物繊維は、摂り過ぎると太る「糖質」の吸収を抑える働きがあるので、ダイエットに効果的なんですよ。
4.キャベツを食べる
ダイエットのためにキャベツを食べる方もいらっしゃると思います。じつは、キャベツも痩せ菌を増やす効果がある食べ物なんです。
キャベツに含まれる「不溶性食物繊維」が腸の働きを活発にさせるので、腸内環境が改善されて痩せ菌が増えるんです。
とくに、ダイエットレシピとして流行っているのが「酢キャベツ」。
千切りにしたキャベツとお酢をジップロックなどの袋に入れ、一晩冷蔵庫に寝かせるだけで、ダイエットフードになると話題なんですよ。
5.サプリを摂る
痩せ菌を増やす効果がある「ビフィズス菌」「乳酸菌」「オリゴ糖」「食物繊維」は、サプリからも摂ることができます。
本来なら、食べ物から摂るのが理想的なのですが、時間がない時などはサプリを利用すると良いでしょう。
ただし、サプリは「補助的なもの」ということを忘れないでくださいね。サプリだけに頼ると、栄養の偏りからかえって痩せ菌が増えなくなる場合があります。
増えた痩せ菌を減らさないコツ
痩せ菌を増やす方法で実際に痩せ菌が増えたら、次は減らさないことに重点を置きましょう。
油断すると簡単に痩せ菌が減ってしまい、有害菌(悪玉菌)が増えてしまうんですよ。
ファストフードを食べ過ぎない
ロンドン・キングス・カレッジのティム・スペクター教授は、自分の23歳の息子に10日間、ハンバーガーやフライドポテト、チキンナゲットを食べさせる実験を行いました。
その結果、息子の体内に存在していた腸内細菌の種類が、実験前に比べての約3分の1が死滅してしまったんだそうです。
ファーストフードは、手軽で美味しい食べ物でついつい食べたくなるのも分かります。ただ、痩せ菌を減らさないためにも、食べ過ぎないよう気をつけましょう。
お腹が空いてから食事をする
米ソーク研究所とカリフォルニア大学でのネズミを使った共同研究によると、ネズミに一日中食べ物を与え続けた結果、体内の腸内細菌が肥満につながる腸内細菌に支配されたことが分かったんだとか。
逆に、お腹が空くタイミングを見計らって事食べ物を与えると、腸内細菌にあまり変化ないことが分かったそうです。
痩せ菌を減らさないためには、なるべくお腹が空いてから食事をすることが大切なんですね。
人工甘味料を摂り過ぎない
最近では、カロリーゼロのジュースが、多く出回っていますよね。
一見、ダイエットに良さそうなジュースですが、もし人工甘味料が含まれているなら、痩せ菌が減る恐れがあります。
ただ、飲んだからといってすぐに痩せ菌が減るということはなく、飲み続けることがいけないんだそうです。
たまに飲むぐらいにして、痩せ菌の減少を防ぎましょう。
抗生物質を含む薬を飲み過ぎない
風邪など治療に使われる、抗生物質を含んだお薬。じつは、飲み過ぎると痩せ菌の減少につながる恐れがあるんです。
なかなか飲み過ぎることはない思いますが、もしこのような場面になった時はお気をつけください。
お医者さんが処方された分のお薬は、しっかり飲み切りましょう。/speech_bubble]体内の痩せ菌の量をチェックするには?
現在の自分の痩せ菌の量、知りたくありませんか?じつは、自分でチェックすることができるんです。
その方法は、排出される便の状態を見ると分かります。次のとおりです。
- 色が黄色から黄色がかった褐色になっている
- 臭くない
- 適度に柔らかい
- バナナのような形状している
- 色が黒っぽい
- 悪臭がする
- コロコロしている
- 下痢か便秘になっている
もちろん、食べたものによって状態は変化しますが、ひとつの目安として痩せ菌の量をチェックしていただけたらと思います。
あなたも食べても太らない人に!
食べたら太る人にとって、食べても太らない人は羨ましく、時には怒りを覚えることもあるでしょう。
私も食べたら太る人。何度もそういう経験があります。
そんな食べても太らない人に近づく方法の1つが「痩せ菌を増やす」ということ。しかも、どれも簡単な方法だと思います。
「痩せ菌なんて信じられない!」「嘘だ!」と思う方も、健康や美容にも良い方法なので、一度試してみませんか?
あなた自身を痩せ体質に変えましょう!