もう太らない!食べ過ぎ脳をリセットする方法3つ

ダイエットで食事に気を付けているはずなのに、ついつい食べ過ぎてしまうことありませんか?
食べ過ぎれば太ってしまうと分かっているのに、なぜ食べ過ぎてしまうんでしょう…。
その原因の1つとして、脳が「食べ過ぎ脳」になっていることが考えられます。
食べ過ぎ脳になっている人は、なんとダイエットをしていてもついつい食べ過ぎてしまうだそうです。
つまり食べ過ぎ脳をリセットできれば、食べ過ぎを防止できるということ。そうすれば、太らない体質になることも可能なんですよ。
ということで今回は、太らない体質になる「食べ過ぎ脳」をリセットする方法をご紹介します。
もくじ
食べ過ぎ脳とは?
今回のタイトルや冒頭に登場する「食べ過ぎ脳」とはいったい何なんでしょうか?ピンとこない方も多いと思いますので、まずは食べ過ぎ脳についてご紹介しましょう。
私たちが生まれて間もない頃は、空腹時以外で食事をすることはありません。
でも、成長とともに理性を司る「大脳新皮質」が発達していくため、理屈を付けては食べ過ぎてしまう可能性が高くなるんです。
その結果、食べ過ぎてしまう例もあります。
このように、別にお腹が空いているわけではないのに頭で考えて食べてしまうことを「食べ過ぎ脳」というんですよ。
食べ過ぎ脳になれば、あたり前のことですが食べ過ぎてしまいす。そして、必要以上に栄養を摂り過ぎて簡単に太ってしまうので、対処が必要なんですね。
食べ過ぎ脳をリセットする基本
ついつい食べ過ぎてしまう食べ過ぎ脳を、どうやったらリセットできるのか…。その基本は、お腹が空いたら食事をするように意識することが大切なんです。
でも、お腹が空いたら食事をするのって、簡単そうで意外と難しく感じませんか?これができないから、食べ過ぎてダイエットできない方も多いことでしょう。
そこで食べ過ぎ脳をリセットするには、次の3つを味方についけることが大切なんです。
- 満腹中枢
- ホルモン
- 血糖値
この3つを味方に付ければ、食べ過ぎ脳をリセットでき、お腹が空いた時だけ食事をする習慣が身につきます。
そして、ついついしてしまう食べ過ぎを防止できるため、太らず痩せることができるんですよ。
空腹時に食事をすればおいしさ倍増
あなたは食事でおいしい物を食べた時、「おいしい!」という感情以外にどんな感情を抱きますか?
たぶん多くの方が、おいしい物を食べた時に「幸福」を感じるんじゃないかと思います。
つまり食べ過ぎ脳のリセットに取り組めば、料理のおいしさもより感じることができるため、幸せもいっぱい感じられるんですよ。
ダイエットは過酷なイメージがありますが、少しでも幸せを感じられる時があれば、それがモチベーションのアップにつながって長く続けることができます。
もし、あなたの脳が食べ過ぎ脳になっている可能性があるなら、食べ過ぎ脳のリセットにチャレンジすることをオススメします。
食べ過ぎ脳になっていないかチェックしてみよう!
それでは、あなたの脳が食べ過ぎ脳になっていないかチェックしてみましょう。
これから紹介する5つのチェック項目のどれか1つでもあてはまったら、あなたの脳が食べ過ぎ脳になっている可能性があります。
もし、食べ過ぎ脳のチェック項目にあてはまるものがあったら、後ほどご紹介するリセット法で食べ過ぎ脳をリセットしてみましょう。
1.毎日3食、規則的に食べる
健康のためには「しっかり3食食べたほうが良い」というのを、耳にしたことあると思います。
たしかに、しっかりした食事を摂るのは健康に良いかもしれませんが、かえって食べ過ぎ脳になる恐れもあるんです。
とくに朝食から昼食までの時間が短いので、お腹が空いていなくても昼食をたくさん食べてしまう方もいらっしゃると思います。
もし、あなたが毎日3食を規則的に食べているのなら、食べ過ぎ脳を疑いましょう。
2.食べ物を残さないために無理して食べる
これは先述したように、料理を作っていただいた方に対して「申し訳ない」という思いから、食べ物を残さないように無理して食べてしまう場合です。
「食べ物を残すと罰が当たる」と小さい頃よく言われたものですが、こうした食事をしていると必要以上に食べ過ぎてしまいます。
食べ物を残しちゃいけないという罪悪感が、食べ過ぎ脳を招くんですね。
3.おいしい食べ物に目がくらみやすい
世の中には、おいしい食べ物が数多くあります。そのため、おいしい食べ物に目がくらみやすい方は、ついつい食べ過ぎてしまうことでしょう。
とくに限定品のようなものを見つけたら、お腹が空いていなくても食べたくなるんじゃないでしょうか?
もしかしたら「限定品だから食べ過ぎてもいいから今食べないと損!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
お腹が空いていなくても食べてしまっては、食べ過ぎ脳からなかなか抜け出せません。
4.まわりに合わせてしまって食べ過ぎる
友人や同僚たちと一緒に食事をすると、または自分のまわりがおいしそうなものを食べていると、自分も食べたくなってしまうことある思います。
また自分をお腹いっぱいなのに、まわりからすすめられて余計なものを食べ過ぎてしまうこともありますよね。
こうした、まわりの人たちからの誘惑や誘いを断れない方は、食べ過ぎ脳になっている可能性があるようです。
5.イライラすると食べ物を食べてしまう
私たち現代人は、普通に生活してても毎日、何かしらストレスを感じています。
ストレスが解消されることは良いことです。
でも食べ過ぎた結果体重が増え、その体重の増加がストレスとなってまた食べ過ぎて…といったようになると、食べ過ぎの悪循環になってしまって手がつけられません。
このような方は、すでに食べ過ぎ脳になっている可能性が高いので、すぐにでも食べ過ぎ脳のリセットをスタートさせましょう。
誰でもできる!食べ過ぎ脳をリセットする方法
食べ過ぎ脳のチェックをして、もし1つでも該当するものがあったら、「食べ過ぎ脳をリセットする方法」でリセットしていきましょう。
誰でもできる簡単な方法ですので、まずはあなたが「できる!」と思うものからスタートしてみましょう。
1.満腹中枢を刺激する
まず最初に紹介するのは、満腹中枢を刺激して食べ過ぎ脳をリセットさせる方法です。では、どうやって満腹中枢を刺激するのでしょうか?
食事の最初に汁物料理を食べる
汁物の料理というと、味噌汁やスープのように温かい水分がたくさん含まれていますよね。じつは、この温かい水分に満腹中枢を刺激する効果があるんです。
そして汁物料理を食べた後、普通の料理がそんなに食べられなりますので、食べ過ぎを防止できるんですよ。
ちなみに汁物料理の具に、「キャベツ」や「白菜」などのカサのある野菜をたっぷり入れれば、よりお腹が膨らんで食べ過ぎの防止効果がアップします。
もし汁物料理が用意できなくても、白湯や温かいお茶を飲むだけで効果がありますので、忙しい時にはお手軽ですのでぜひお試しください。
ながら食いをしない
食事中にテレビやスマホを見る方、少なくないと思います。このような「ながら食い」をすると、食べ過ぎてしまう恐れがあるんです。
その理由は、テレビやスマホに意識が向くため食事をすることに集中できず、脳に食事をしている信号が伝わりにくくなってしまいます。
そのため満腹中枢への刺激が弱くなってしまい、いつまで経っても満腹にならないという状態になって食べ過ぎ脳になってしまうんです。
ですので食べ過ぎ脳をリセットするためには、ながら食いを止めること。食事をしている信号をしっかりと脳へ届けるこどで、満腹中枢を刺激することができるんですよ。
おいしいと感じなくなったら食事を止める
食事をしているとお腹が膨らみ、今まで食べていた料理が「おいしくない」と感じるタイミングがやってきます。
もし食事をしていて、今まで食べていたものがおいしくないと感じたら、食事をするのをやめて食べ過ぎ脳をリセットさせましょう。
「せっかく作ってくれた料理だから…」とか「お金を出して頼んだ料理だから…」と思ったしても、食べ過ぎを防ぐために勇気を持って止めてください。
小腹が空いたらシュガーレスガムを噛む
食事と食事の間や食事をした直後に、小腹が空くことってありますよね。そんな時は、シュガーレスガムをかむことをオススメします。
じつは、この「噛む」ことも脳が満腹中枢を刺激することにつながります。つまり、噛めば噛むほど満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎ脳をリセットできるんです。
もし小腹が空いたら、シュガーレスガムを噛んで小腹が空いたのをごまかしましょう。
2.ホルモンを分泌して偽りの空腹を抑える
成人が食事をしたものを消化しきるには5~6時間かかるといわれています。
つまり、食事してから5~6時間以内に空腹を感じる場合は、その空腹感が脳の勘違いで引き起こされた可能性があるんです。
そんな偽りの空腹は、食欲に関係するホルモンを分泌させることで、抑えることができるんですよ。
空腹を感じたら思いきって寝る
食欲に関するホルモンの中には、食欲を抑える「レプチン」というホルモンがります。体内でレプチンがたくさん分泌されれば、食欲を抑えて食べ過ぎ脳をリセットできるんですね。
もし、食事をして5~6時間以内に空腹を感じたら、思いきって寝てレプチンを分泌させると良いんですよ。
ちなみに、睡眠不足だったり自律神経が乱れていると、レプチンの分泌量が少なくなって太りやすくなるといわれています。
食べ過ぎ脳のリセットには、正しい生活習慣も大切なんですね。
興奮する映画を見たり音楽を聴く
私たちの体は、興奮をすると「アドレナリン」が分泌されます。
このアドレナリンは自律神経の中の交感神経を優位にするため、食欲を抑えることができるんです。
ぜひ、あなたも好きな映画や音楽を、見たり聴いたりしてみてはいかがでしょうか?
熱めのお風呂に入ったりシャワーを浴びる
熱めのお風呂に入ったりシャワーを浴びることでも、アドレナリンを分泌させることができます。
ということは、熱めのお風呂に入ったりシャワーを浴びれば、食べ過ぎ脳をリセットできるわけです。
小腹が空いたら、熱めのお風呂やシャワーを使用しましょう。
ただお湯の温度が41℃以上のお風呂に入ると、皮膚の大事な成分が溶けて乾燥肌になる恐れがあるので、お湯の温度を40℃に抑えるなどして皮膚を守ってください。
スマホを見て交感神経を優位にする
スマホの画面で使われている光は、脳を興奮させて交感神経を優位にし、食べ過ぎ脳をリセットできます。
もし小腹が空いた時には、スマホでネットを見たりメールを確認するなどして交感神経を優位にするのも1つの方法です。
寝付きが悪くなって睡眠の質が悪くなると、自律神経が乱れたり成長ホルモンの分泌量が少なくなるため、食べ過ぎ脳に戻ってしまいます。
3.血糖値をコントロールする
私たちの体は、食事をすることで血糖値が上昇します。この血糖値は、食事の仕方によって急上昇することがあります。
急上昇した血糖値は急降下するため、食欲が増して食べすぎ脳をつくりだします。そのため食事をする時は、血糖値をうまくコントロールすることが大切なんですよ。
王道の食べ順ダイエットで血糖値の上昇を緩やかに
数あるダイエット法の中に、食べ順ダイエットという王道のダイエット法があります。
食べ順ダイエットとは、食事をする時に
野菜・海藻類
↓
肉・魚・豆類・卵
↓
炭水化物
の順番で食べると、血糖値の上昇が緩やかになるため、食べたものが脂肪としてたまりにくくなるといわれています。
逆に炭水化物から先に食べてしまうと、血糖値が急上昇して太りやすくなるわけです。
この食べ順ダイエットは、食べ過ぎ脳のリセットに効果的です。血糖値を上手にコントロールできます。
ですので食事をする度にこの食べ順を意識して、食べすぎ脳をリセットさせましょう。
食事は20~30分の間で終わらせる
血糖値の上昇は満腹感に関係しています。
血糖値上昇を緩やかにしてしっかり満腹感を感じるためには、食事の時間を20~30分の間で終わらせる必要があります。
また、30分以上かけてずるずる食事をすると、先に食べたものが消化されて胃に隙間ができてしまうので、こちらも余分なものを食べてしまう可能性があるんです。
ですので、食べ過ぎ脳をリセットするには、ほど良い時間である20~30分の間で食事を終わらせることが大切なんですね。
食べ過ぎても諦めない!続けることが大切!
ここまで食べ過ぎ脳をリセットする方法をご紹介しましたが、この方法を実践しても食べ過ぎてしまうことがあるでしょう。
そんな時、ガッカリして食べ過ぎ脳のリセットを諦めてしまいたくなることもあるもしれません。
でも、そこは我慢です!ご紹介した方法は、続けてさえいれば必ず食べ過ぎ脳はリセットできます!
1度や2度食べ過ぎたとしても、諦める必要はありません。
もちろん週に何回も食べ過ぎるようなことは良くありませんが、たまの食べ過ぎぐらいは自分を許してあげましょう。
食べ過ぎ対策ができる関連記事
次の記事でも、食べ過ぎ対策ができる方法について紹介しています。ダイエット中にしてしまう食べ過ぎを解消して、スムーズにダイエットしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私たちが常日頃している食習慣ですが、脳が「食べ過ぎる脳」になっていると、知らない間に太ってしまう恐れがあります。
もし脳が食べ過ぎる脳になっているとしたら、すぐにリセットしてあげることが大切なんですね。
今回ご紹介した内容は、あなたの脳が食べ過ぎ脳になっていないかチェックすることができます。そして、食べ過ぎ脳をリセットすることができます。
ですので、一度あなたの脳をチェックしてみてはいかがでしょうか?もし食べ過ぎ脳になっている可能性あるのなら、リセットしていきましょう!