1分でお腹がくびれる!腸もみマッサージの効果でダイエット

「ダイエット」をしても「腹筋運動」をしても、お腹がポッコリしたままで「くびれ」ない…。こんな悩みありませんか?
もしかしたら、その原因は「腸」にあるかもしれません。
じつは腸が正常な状態でないと、お腹がポッコリしてしまい、さらには太りやすくなってしまうんです。
そこで「腸もみマッサージ」です。腸の状態を正常に戻し、お腹をくびれさせて効果的にダイエットできるのだそうです。
しかもたった1分行うだけで、だんだんお腹がくびれてくるんですよ。
ということで今回は、腸もみマッサージで効果的にダイエットをするやり方をご紹介します。
もくじ
腸の役割/消化・吸収だけじゃない?
まずは、知っているようで知らない「腸の役割」についてみていきましょう。その役割は次のとおりです。
- 消化吸収
- 免疫
- 解毒
まず、腸のいちばんの役割といったら「消化吸収」ですよね。食事で摂った栄養のほとんどが腸で吸収されます。
次に「免疫」です。腸内には何兆個もの腸内細菌が存在していて、強力な免疫効果を持っているため、病気から体を守ってくれます。
最後は「解毒」です。
なので腸が正常に働いていれば、肝臓への負担も少なくなるわけです。
このように腸には「消化吸収」「免疫」「解毒」の3つの役割があり、私たちの生命活動の重要な部分を担っているんですね。
腸の働きが悪くなる原因
腸の働きが悪くなると、お腹がポッコリして太りやすくなります。では、なぜ働きが悪くなるんでしょうか?
その原因は、
- 大腸内に長くとどまっている便
- 腸の血行不良
などです。
この2つが原因で悪循環になり、慢性的に腸の働きが悪くなるんです。
これからご紹介する腸もみマッサージは、大腸内に長くとどまっている便を排出させ、腸の血行も良くします。
その結果、腸の働きを良くなるため、ポッコリお腹の解消とダイエット効果につながるんですよ。
腸もみマッサージの効果
では、腸もみマッサージの具体的な効果について、1つずつ見ていきましょう。
ポッコリお腹を解消する
腸もみマッサージをすれと、大腸内の便の流れが良くなるので、長くとどまっていた便も体の外へ排出でき、腸全体の流れも良くなります
すると、膨れ上がっていた腸がしぼみます。
その結果、お腹全体もしぼむので、ポッコリお腹の解消になるんですね。
代謝が上がりダイエット効果アップ
腸もみマッサージで腸の働きが活発になると、消費エネルギーが増えます。また、食事で摂ったダイエットに良い栄養も、腸でしっかり吸収できるようになります。
その結果、代謝が上がって痩せやすい体になるんです。
もちろん、お腹まわりの脂肪も燃えやすくなります。お腹が脂肪が少なくなれば、お腹にくびれをつくれますよね。
むくみを解消して体のサイズが小さくなる
いくらダイエットをして体重が減っても、体がむくんでいると体のサイズが小さくなりません。
体がむくむ原因は、体にたまっている「老廃物」です。
ただし腸の働きが悪いと、体内に老廃物が残ったままになります。
そこで腸もみマッサージをすれば、便と一緒に体内の老廃物が除去されるので、むくみを解消して体のサイズが小さくできるんですよ。
しつこい便秘を解消!
大腸内に便が長くたまると、便秘になりやすくなります。便秘は、お腹が張ったり気持ち悪くなったりと最悪ですよね。
また、ダイエットをすると意外と便秘になりやすく、頭を悩ますことも少なくありません。
腸もみマッサージは、慢性的な便秘を解消できます。さらには、ダイエット中の便秘の予防にもなります。
もし、あなたが慢性的な便秘に悩ませているのなら、腸もみマッサージはオススメですよ。
健康的で美しい体を作る
体内の老廃物は、体をむくませるだけじゃなく、肌荒れや肌のくすみの原因になります。
そして腸内環境を悪化させるため、免疫力低下も招きます。
つまり腸もみマッサージで老廃物をしっかり排出できれば、美肌効果や免疫力アップの効果が得られるので、健康的で美しい体を作ることができるんですね。
ダイエットで痩せるのは良いですが、健康的に痩せないと意味ないですよね。
腸もみマッサージの実績
実際に腸もみマッサージにチャレンジされた方の中には、次のようなビックリな実績があります。
- 3か月で体重がマイナス15kg
- 2週間で体重がマイナス4.8kg&ウエストがマイナス11cm
- 10日で体重がマイナス7kg
もちろん効果には個人差がありますが、なかにはこういう方たちもいらっしゃるということですね。
しかし、10日でマイナス7kgとは、どれだけの便がたまっていたんでしょうか…。お腹もパンパンに膨らんでいたんでしょうね。
腸もみマッサージでダイエットするやり方
それでは、ダイエットや美容効果のある腸もみマッサージのやり方をご紹介します。次の動画をご覧ください。
腸の流れに沿って腸を揉み、マッサージしていくことで腸の働きを正常に戻すことができます。
手順を詳しくご紹介すると、次のとおりになります。
- みぞおちのあたりに両手の指をあてる
- やや強めに両手を揺らしながらマッサージをする
- 手順2をおへその下へ向かってずらしながら行い、10回繰り返す。
- おへその左3cmのところに両手をあてる
- おへその右上に向かってU字を描くように両手を滑らせる
- 手順4~5を3回繰り返す
- おへその左下に両手をあてる
- おへその右上→左上→左下へと両手を滑らせる
- 手順7~8を3回繰り返す
- おへその下に両手をあて、おへそを中心に時計回りに両手を滑らせる
- 手順10を5回繰り返す
この手順をすべて行って、だいたい1分ぐらいです。これなら手間もかからず簡単にできますね。
どれぐらいの頻度でマッサージすれば良い?
腸もみマッサージは毎日、そして1日何回やっても良いといわれています。
腸もみマッサージは1回1分ほどできます。ですので、毎日1回のマッサージを続けてダイエットしていきましょう。
もちろん1日複数回行えば、ダイエット効果もアップしますよ。
さらに腸もみマッサージの効果を上げるには?
腸もみマッサージと一緒に、あることをするとダイエット効果をさらに上げることができます。
お風呂上りに行う
すでにご紹介したように、腸が冷えると働きが悪くなり、太りやすくなってしまいます。
そこで、お風呂上りに腸もみマッサージをするようにしましょう。すでに体が温まっているので、腸の冷えを簡単にとることができます。
そして腸の働きもすぐに活発になるので、お風呂に入る前と比べても高いダイエット効果が期待できます。
水分をしっかり摂る
大腸内に長くとどまる便は、水分が少なくなっていて硬くなっているため、動きにくい状態になっています。
そこで毎日、腸もみマッサージを続けるとともに、こまめに水分を摂るように心がけるようにしましょう。
ダイエット中の場合、水分を摂ると体重が増えると思われるかもしれません。でも、安心してください。
体重が増えても、体脂肪が増えたわけではありません。
食物繊維をたくさん摂る
「ゴボウ」や「ブロッコリー」などの野菜に多く含まれる「食物繊維」。便の量を増やしたり、腸の働き(ぜん動運動)を直接良くする効果があるといわれています。
そのため食物繊維をたくさん摂ることも、腸の働きを良くするために大切で、腸もみマッサージの効果を上げます。
とくに不溶性食物繊維を摂ることが大切で
- ゴボウ
- ブロッコリー
- パセリ
- ネギ
- にら
には、不溶性食物繊維が多く含まれているので、率先して食べるようにしましょう。
腸もみマッサージの注意点
腸もみマッサージをする上で、次の点に注意してください。
- 食後30分以内は行わない
- お腹の調子が悪い時は避ける
食後30分以内にマッサージをすると、かえって腸の働きが悪くなって消化不良を起こす恐れがあります。
また、お腹の調子が悪い時のマッサージも、さらに症状を悪化させる恐れがあります。
いつでも行っても良い腸もみマッサージですが、この2点だけには十分注意して行っていきましょう。
腸が元気になる関連記事
次の記事では、腸を元気にしてダイエットするための方法について紹介しています。ぜひ、腸もみマッサージと一緒に行ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
ダイエットや腹筋運動をしても、お腹がポッコリしたままだと本当に嫌なものですよね。
その原因の1つが、腸の働きが悪くなっていることで、腸もみマッサージをすれば腸の働きを良くすることができます。
しかも1日1回、たった1分マッサージするだけ!
誰でも簡単に行うことができますので、毎日のお風呂上りにマッサージをしてみましょう。
もちろん、便秘に悩んでいる方にもオススメですよ。